私の夢

沖塚原自治会長 岸 正俊

 光陰矢のごとしと申しますが、私は、今年70歳になりました。振り返ってみますと気持ちは若いのですが、体力がだんだんと衰えて早や70年が過ぎ去ったのかなと感じる今日この頃であります。

 さて、昭和33年に県庁に奉職して平成5年まで35年間勤務した後、前吉田町長の要請により大島町助役に就任し、12年間勤めさせていただきました。

 この間、最も印象に残った事は、平成13年11月、5市町村の助役よる合併研究会から始まり、終始合併事務に携わることが出来たこと。そして住民の皆さんのご理解とご協力により目出たく合併が実現されたことであります。

 平成17年2月25日 新湊第一インで合併調印式が行われましたが、この時、今までのいろいろな出来ごとが走馬灯のごとく頭によみがえり感慨無量のものがありました。

 当時、私は、この合併事務に携わりながら市庁舎については、当分の間、分庁舎方式はやむを得ないにしても、早晩新しい統合庁舎を建設する必要があり、場所がどこになるか関心を持ち、密かに当沖塚原地域に誘致出来ればと思っておりました。

 我田引水の様に取られても仕方がないのでありますが、ご承知のとおり当地域は、射水市のやや中央に位置し、そして国道8号線、県道松木鷲塚線が通り、近くには国道472号線、県道大門八町線も通っております。

 この様に交通の便に恵まれた処なので、地域の皆さんに機会あるごとに私の夢として統合庁舎の誘致についてお話してまいりました。

 幸いにも5月30日、塚原公民館においてタウンミーティングが開催され、分家市長さんに「統合庁舎の誘致」について直接要望することが出来ました。

 市では統合庁舎の建設に向けて調査費が計上されており、来年の秋頃までに場所を決めたいとの事であります。

 又、先の塚原校下自治会長会議で、この統合庁舎の誘致について校下全体の要望事項として取り組んでいただくことになり大変ありがたく思っております。

 終わりになりますが、もしこの夢が正夢となれば当地域は射水市の中心地として大いに発展するものと期待しております。

 力翔愛読者の皆さんのご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

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